そんな悩みに答えていきます。
記事内容
・空腹時間を作る方法
・空腹を作る効果
・空腹時間に食べても良いもの
・実際に10ヶ月以上やってみて
・自分の体に合っていたらやるべき
この記事を書いている私は、1日の中で空腹時間を作る食事法を10ヶ月ほど続けています。
最初に始めたのは去年の4月ごろ。
自粛期間中に何かを始めなければと思い、食事法を調べ始めました。
当時メンタリストのDaigoさんの動画をよく見ていて、その動画の中にプチ断食という動画があり、私も実践し始めました。
そこから私の人生は変わりました。
たくさんの行動ができるようになり、集中力も上がり、勉強もできるようになり、仕事もうまくいき、体つきもよくなりました。
「おいおい、嘘だろ。そんなうまくいくわけないじゃん。」
そう思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし本当なのです。
一つの食事法を試しただけで、全てがうまく回るようになりました。
そんな食事法を今回は解説していきます。
最近「空腹は最高のクスリ」という本が流行っていて、その本にも同じようなことが書いてあります。
実際、私もその本を読んでもう一度勉強したので、その本を参考にしつつ、自分の体験もふまえ紹介していきます。
またどんな人にこの食事法が合っているのかも解説していきますので、少しでも自分を変えたいと思う方はお付き合いください。
空腹時間を作る方法
そもそもどのくらい空腹時間を作れば良いのかというところからお話ししていきます。
空腹時間は16時間以上取るべきです。
なぜなら、16時間以上空腹の状態を作るとオートファジーという人体の機能が作動するからです。
オートファジーというのは簡単にいうと体の老廃物をかき集め、そこから新しい細胞を作り出すというもの。
つまり、いらないゴミから新しいものを作るという人体のリサイクル機能のようなものです。
またミトコンドリアという細胞の呼吸を促す器官を活性化する働きもあるので、細胞をきれいにすることもできます。
リサイクルしてできたものが元のものより何倍も優れたものに変わるということ。
そんな素晴らしい機能を私たちは持っているのです。
だからこそ空腹時間を作らなければなりません。
しかし、こんな風に思うでしょう。
「16時間って長くない?起きている間ほぼ食べれないじゃん」
安心してください。
この16時間は寝ている間も含んでOKです。
寝る時間を8時間だとすれば、残りは8時間になります。
8時間を寝る前と起きた後で分ければそれぞれ4時間ずつになります。
つまり、寝る前の4時間と起きてからの4時間を何も食べなければ16時間の空腹時間を作ることができ、オートファジー状態になることができます。
また、食べることができる時間には何を食べてもOKです。
ピザでも牛丼でも食べたいものを食べて良い。
そう言われるとできそうな気がしますよね。
もちろん、健康的な食事をしたらさらに素晴らしい効果が期待できるでしょう。
しかし、最初からハードルを上げてしまうと続くなってしまいます。
最初は空腹時間を作ることだけを意識しましょう。
実際に私も「それならできそう!」と思い、やってみた結果従来の食事法よりもものすごく簡単に実践できました。
ぜひ皆さんにも始めてほしいです。
ここからは実際に感じた効果を解説します。
空腹を作る効果
体重が減る
空腹時間を作ることによりダイエットが簡単にできるようになります。
なぜなら、オートファジーの効果以外に、物理的に食べる量が減るという効果も期待できるからです。
1日三食食べていると知らず知らずのうちに食べすぎていることが多くなります。
また食べる時間を制限していないので、間食の量が多くなります。
それにより1日の総消費カロリーよりも総摂取カロリーの方が上回ってしまい、太る原因になります。
しかし、食べる時間を制限していれば、間食はほとんどなくなり、基本一日2食になります。
1日2食ではいくら食べても基本的には消費カロリーを上回ることはありません。
その結果体重を無理なく減らすことができるのです。
ただ嘘はつきたくないので、真実を言うと、私は体重の変化は一切ありませんでした。
なぜかというと、もともと食べる量が少なかったからです。
また、体重も50キロ前後で全く太っていませんでした。
ではなぜこんなことを言っているかというと、私の友人やジムのお客様がものすごく痩せているからです。
私の友人は1ヶ月で7キロほど落としました。
体つきもカッコよくなっていて、私自身がびっくりしたのを覚えています。
またジムのお客様も、いくらジムに通っていても落ちなかった体重が空腹時間を作り始めてから4キロも落ちたと報告してくれました。
それも初めてから3週間ほど経ってからのことです。
普通のダイエットではありえません。
おそらく食事の量が減ったことと、オートファジーの効果が合わさってこのような結果が得られたのだと思います。
ダイエットをしたい方にはすごくおすすめです。
体が軽くなる
空腹時間を作ることで体が軽く感じます。
なぜなら胃の中に何も入っていないから。
好きな時に好きなだけ食べていると、常に胃の中に食べ物が入っていることになります。
食べたものを頑張って消化しているので、消化に体力も使っています。
食事をするということは食べる瞬間で終わりではありません。
食べたものは体が頑張って消化してくれ、エネルギーにしたり、いらないものを排泄物にしたりしてくれています。
それにはものすごい体力を使うのです。
常に消化していたり、胃の中にものがある状態では、体は本来の力を発揮できません。
さらに、その状態が普通だと感じて慢性的に体が重い状態になってしまいます。
体が重い状態を改善するには空腹の時間を作り消化を休止し、胃の中に食べ物が入っていない時間を作るほかありません。
体が軽くなる衝撃は今でも覚えています。
「この状態が本来の状態なんだ」と今までの体の重さを初めて認識できて、健やかな気持ちで朝を迎えた時は最高の気分でした。
あなたにもこの瞬間を体験してほしいです。
朝に行動できるようになる
体が軽くなることで朝に行動できるようになります。
寝る直前にも食事をしていた時は、寝起きが最悪で、二度寝は当たり前だったのですが、今では二度寝をすることはほとんどありません。
さらに朝から運動をしたり瞑想をしたりとたくさんの良い習慣を作ることができました。
私は必ず朝にカフェに行って、記事の執筆作業を行うのですが、この執筆作業も空腹時間を作ってからできるようになりました。
朝に行動できるようになれば、1日をより有意義な日にできます。
行動の意欲が湧く
空腹時間を作ることによって行動の意欲が湧きます。
なぜなら朝に行動できることに加え、脳が冴えているからです。
狩猟採集を行っていた時代の私たちの祖先は狩りをすることで食料を得ていました。
つまり食料を得ることができなければ食事をすることができません。
現代は食料に溢れているので、いつでも食べることができますが、古代の人々は当たり前のように空腹の時間を過ごしていたのです。
もし空腹によって意欲が失われたら食料を得ることはできません。
空腹でやる気を失っていたら、人類はとっくに滅びているでしょう。
しかし、人類は生き延びれました。
何が言いたいかというと、祖先たちは空腹になると食料を得るためにさらに行動の意欲が増していったのです。
これが現代の生活にも生きてきます。
実際に私は空腹時間を作る食事法を始めてからたくさんのことを始めました。
・SNSでの本格的な発信
・ブログ開設
・Youtubeの動画配信
・ラジオ配信
・定期的な運動
・読書
・語学の勉強
上記の通りです。
続いているものと続いていないものはありますが、これだけのことを始めることができました。
それも全て空腹時間を作り始めてからです。
ぜひ空腹時間を作っていてください。
あとは勝手にたくさんのことを始めたくなります。
集中力が増す
空腹時間を作ることによって、集中力をあげることができます。
以前集中力と空腹に関しての記事を書いたので、気になる方はそちらもみてみてください。
https://jinlifestyleblog.com/concentration/hunger-concentration-improve/
ボーッとしたり眠くなることがなくなる
空腹時間を作ることでボーッとしたり眠くなることがなくなります。
これは血糖値が関係しています。
高GI食品を取ると、血糖値が急激に上昇します。
それを抑えるためにインスリンが分泌され、血糖値は急激に下がっていきます。
この血糖値の乱高下が食後の眠気やイライラの原因です。
食事をいつでも取っていると、慢性的に血糖値が上がってしまい、インスリンの分泌も激しくなります。
これにより、常に眠くなってしまったり、ボーッとしてしまいます。
この血糖値を正常に戻す効果が空腹にはあります。
つまり空腹時間を作ることで眠気やボーッとすることが少なくなるのです。
空腹時間に食べて良いもの
空腹時間中は基本的には何も食べないのがベストです。
しかし、空腹を我慢できずに何かを食べたくなってしまう時もあるでしょう。
そんな時はナッツであれば食べて良いです。
なぜナッツかというと、不飽和脂肪酸という良質な脂質が含まれています。
この不飽和脂肪酸がオートファジーを活性化させるということが最新の研究で明らかになっています。
さらにナッツには食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているのでナッツはスーパーフードです。
以上の理由からナッツは空腹時にも食べて良いものとされています。
ナッツを選ぶ際の注意点は無添加で素焼きのものを選びましょう。
また、ナッツによって含まれている栄養素が少し違うので、ミックスナッツがオススメです。
ミックスナッツにすることで、栄養素の偏りを少しでも減らすことができます。
ナッツの1日の摂取量は20粒くらいが良いとされています。
ですが、空腹時間を作る食事法をする際は食べる量は気にしなくても平気です。
なぜなら、このナッツは一時的なものだからです。
空腹になれてくるとナッツもいらなくなってきます。
最初から量などにこだわりを持ってしまうと続かない原因となるので、そこまで気にしないようにしてください。
もしナッツが苦手。
アレルギーがあるなどの理由で食べれない方はヨーグルトやチーズ、生野菜のサラダでも良いです。
これらもしっかりと栄養素があるからという理由です。
また、カロリーも高くないので、オートファジーにそこまで影響がないとされています。
一番重要な点は長く続けるということ。
三日続けただけでは効果は期待できません。
自分が続けやすい方法を模索してましょう。
⬇︎私が食べているナッツ
病の根源は現代と古代のギャップによって起こる
私は現代と古代の違いがたくさんの病の原因だと思っています。
これを文明病と言います。
私たちの体は狩猟採集を行っていた縄文時代の人々と全く変わっていません。
しかし、生活様式は変わり、たくさんの人とつながりを持て、食べ物は家まで運んできてもらえる時代になりました。
夜になっても灯りを灯して仕事をしたり、勉強したりもできます。
この私たちのDNAと現代のギャップがあらゆる病を引き起こしているのです。
食事もその一つに過ぎません。
古代には糖尿病なんて病気はありませんでした。
肥満もあり得ません。
飢饉による死亡の方がはるかに多かったのです。
しかし現代では餓死するよりも食べ過ぎが原因で亡くなる人の方が多くなっています。
この古代と現代のギャップを知ることが健康への第一歩だと思います。
自分の体に合っていたらやるべき
ここまで空腹の効果と具体的なやり方を紹介してきましたが、これらが万人の人に適応できるやり方かはまだわかりません。
また、1日3食しっかりと食べるべきという書籍もたくさんあります。
「食事法は結局何が正しいの?」と思ってしまいますが、結論自分にあっているか試してみるというのが一番です。
3食食べるメリットはもちろんあると思います。
しかし摂取カロリーが多くなりやすかったり、間食が増えてしまったりします。
胃を休めることができないなどのデメリットも生じます。
一方空腹時間を作るのは一見素晴らしい効果しかないように見えますが、空腹時間を作ることによって、イライラしてしまう人もいるかもしれません。
また、空腹中は脂肪をエネルギーとしてくれるので痩せやすくなりますが、筋肉をエネルギーにしてしまい、筋力低下を招いてしまう可能性もあります。
(定期的な筋トレで防ぐことができます)
このように食事法はたくさんあり、正しいか正しくないかは自分が最終的に決めなければなりません。
まずは試してみる。
1ヶ月ほど経ったら、自分の体の変化を観察し、よかったらまた続けてみる。
このように自分の体と相談しならかやってみてください。
まとめ
✅おさらい
・空腹時間を作ることによって、ダイエット、行動力、集中力、健康的な体が手に入る
・空腹時にはナッツなら食べても良い。ナッツが苦手ならヨーグルトやチーズ、生野菜も可
・現代の病の多くは古代のDNAを持っている私たちが現代の生活のギャップに適応できていないことが起因である
・食事法は無数にあるため、まずは試してみて自分に合うか確かめてみよう
今回は空腹時間を作る方法と効果について解説いたしました。
10ヶ月ほどこの食事法をやってみて、私は本当にやってよかったと思っています。
あなたも一度は試してみて、体の変化を観察してみてください。
もしデメリットよりもメリットの方が得られるなと思ったら続けてみる価値はあると思います。
これを機にぜひ始めてみてください。
また今回の記事で空腹についてさらに詳しくなりたいなと思った方は下記の書籍を読んでみてください。
詳細な情報がたくさんあるのできっと役に立ちます。
長い記事でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの生活がより豊かになることを祈っております。