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散歩をしよう! 散歩の驚くべき効果とは?

みなさん、日頃散歩をしていますでしょうか?

毎日駅まで歩いている。

犬の散歩をしている。

という方は多いと思いますが、それ以外で、自発的に散歩を行っているでしょうか?

そのような方はあまりいないと思います。

今回はその自分から行う散歩のメリットを紹介していきます。

普段あまり散歩を行わないという方は、この記事を読んで散歩を日常に取り入れてれてみて下さい。

散歩の驚くべき効果とは?

運動不足の解消

現代人の多くは運動不足になっています。

特にデスクワークの人は長時間座り仕事なため肩こりや腰痛になってしまったり、長時間同じ姿勢を取ることによって、筋肉が緊張し血流が悪くなって人体に色々な支障が出てきてしまいます。

それを運動をすること=散歩をすることによって解消できるようになります。

20分から30分の散歩でもいい有酸素運動になるので、体にはものすごく良いです。

多くの方が運動をするなら散歩ではなくランニングのほうがいいのではないか?と思っていると思うのですが、実は身体的にはランニングより散歩の方が効果的です。

ランニングなどの有酸素運動の消費カロリーは、体重1キログラムあたり約1キロカロリーなので、体重50㎏の人が5㎞走って250キロカロリー。ジョギングの時速を6kmと考えると、40~50分走って、ようやく「ごはんを軽めに1膳分」ほどの消費カロリーとなります。

これでは痩せるつもりでランニングをしていたとしてもかなりの量を走らなくてはなりません。

というかダイエット目的でランニングをするのはものすごく非効率です。

特に痩せる目的ではなく、日常的に運動不足を解消したいのであれば、散歩するくらいで十分です。

なら、ランニングよりも散歩の方がいいと思いませんか?

もちろんランニングが悪いと言っているわけではありません。

ですが、続けやすさと楽さで言ったら散歩の方が軍配が上がります。

ですので、散歩を日常に取り入れていって日頃の運動不足を解消していきましょう。

アイデアやひらめきが増える

散歩中はアイデアやひらめきを得られる機会になります。

ただこれは条件付きです。

もしアイデアやひらめきを得たいのであれば、スマホなどのデジタル機器を持って行かないでください。

散歩の真骨頂は何も持たずに出かけることにあると僕は思います。

多くの方がスマホを必ず持っていってしまうと思うのですが、それではこのアイデアやひらめきは得られなくなってしまいます。

それは、スマホが気になってしまい散歩をすることへの意識があまりないからです。

散歩中に何も持っていないと、周りの風景を眺めながら、たくさんの考え事が頭の中を駆け巡ります。

この状態がアイデアを思いつく状態です。

どうゆうことかというと、人は何かインプットをしているときや、何かに意識がある状態ではアイデアというのは思いつきません。

ですが、特に何も考えようとせず、自分に意識を向けているときにアイデアは降ってくるものです。

例えば、お風呂に浸かっている時やシャワーを浴びている時などです。

このような時間を設けることによって、普段思いつかないようなアイデアが降ってくることでしょう。

つまり、「考えよう!」と思って机の上で必死に考えてもいいアイデアは浮かんでこないということです。

そういうときは何も持って行かずに外に出て風景を眺めながらぼんやりしていればいいのです。

あのスティーブ・ジョブスも毎日お気に入りの散歩コースを歩いていたようです。

あれだけ忙しい人でも、一旦リラックスして頭をリセットさせるためであったと思います。

スマホを持っていると、簡単にインプットが可能でどこにいても誰とでも繋がれるので、そのようなものから解放できる時間を作ってあげて下さい。

内省的な時間を作れる

内省的な時間とは自分を見つめる時間という意味です。

散歩をすることによって自分を見つめ返すことができるようになります。

ただ、これも条件付きです。

先ほど述べたようにスマホなどのデジタル機器はもたないようにして下さい。

そうすることで、DMN(デフォルトモードネットワーク)という脳の状態になります。

これは、たくさんの雑念が生まれる時間で何か作業をしたりインプットをするときには活性化しません。

このデフォルトモードネットワーク中にたくさんの考え事をするようになるので、自分を見つめ返すことができるようになります。

現代人にとって自分を見つめ返す時間というのはものすごく少なくなっていると思います。

日記をつけていたりすれば見つめ返す時間になりますが、そこまでやっている方は多くないと思います。

その内省的な時間をぜひ散歩で作り出してあげてください。

健康的になる

一番最初に取り上げた運動不足解消も健康的になる一つの要因ですが、それ以外にも散歩にはいい健康効果があります。

それは何かというと、太陽を浴びることです。

特に日中に朝日を浴びることによってセロトニンという脳内物質が分泌されます。

このセロトニンというのは人体にものすごくいい影響をもたらしてくれるのです。

セロトニンは精神を安定させ、ストレスを軽減させる働きがあることがわかっています。 逆に体内のセロトニン分泌が不足すると、うつ病などメンタルの不調に陥(おちい)ることもあります。 ストレスに負けない体を作るためには、意識してセロトニン分泌を高めていくことが効果的なのです。

また、セロトニンは夜寝る前に必要なメラトニンの元となる物質となります。

なので、セロトニンが分泌されていないと、いくら睡眠の質を高めようとメラトニンを分泌しようと思っても分泌されません。

なので、睡眠の助けまでしてくれるのです。

さらに、セロトニンには他の脳内物質を調整する働きまであると言われています。

ドーパミンやノルアドレナリンなど、過剰に分泌すると人体に悪影響が起きてしまうものも、しっかりと調整をしてくれるのです。

そのセロトニンを日中に太陽を浴びることによってたくさん分泌することができます。

なので、朝に散歩をして太陽を浴びるとストレスに強い健康的な体を手に入れられます。

効果的な散歩の仕方

散歩をするときはデジタル機器は持ち込まないようにしましょう。

せっかく散歩をするのにスマホに気を取られてしまって、アイデアも思い浮かばないですし、自分を見つめることもできません。

また、必ずメモ帳とペンを持っていきましょう。

メモ帳などがないと、せっかくいいアイデアが思い浮かんだのにそれを忘れてしまいます。

どれだけいいアイデアが思い浮かんだとしても忘れてしまっては意味がないので、メモ帳とペンは持っていくのがベストだと思います。

また、できれば日光を浴びれる時間帯にしましょう。

もちろん夜に散歩をすることも悪いことではありません。

ただ、最大限に散歩を活かすには日中に散歩をすることです。

太陽をしっかりと浴びるようにすればたくさんのいい健康効果を期待できます。

まとめ

散歩は健康的にも、精神的にも、仕事のパフォーマンス的にもいい効果をもたらしてくれます。

僕自身も週に2回から3回、30分ほどの散歩を必ずしています。正しい方法で散歩をすると気分も上がり楽しくなってくるはずです。

これを機会に散歩を始めてみて下さい。