「読書したいけどやる気が出ない」
「ふとした時にスマホを触ってしまい、抜け出せない」
「筋トレをしようと思っても足が動かない」
そんな風に悩まれているかたは多いと思います。
そんな方に向けて、今回はやる気が出ず行動できない人の特徴と、行動できるようになるマインドセットを紹介します。
実際に僕が行動できるようになっていった時のマインドの変化も併せて紹介しますので、もし行動できずに悩まれている方は、最後までお読みいただけたらなと思います。
やる気が出ない人の特徴
「やる気が出ず、行動できない」
「行動に移したとしても三日坊主で続かない」
そんな人は共通のマインドセットに取り憑かれています。
(マインドセットとは考え方の癖になります)
そのマインドセットとは、証明マインドセットになります。
これはどういう考え方の癖かというと、何か行動をする時に誰かに褒められたり認められたいというモチベーションで行動をする考え方になります。
これの何がいけないかというと、人に自分の能力を見せつけ認めさせようとしているだけなので、実際の物事に焦点が行っていません。
読書や運動も、その行動をして成長したいのではなく、その行動をしている自分を見て欲しいのです。
そのような人はいつも他人と自分を比較しています。
また、このようなマインドの持ち主は周りの助けを求めるようなこともしません。
なぜかというと、周りの助けを求める=自分の弱さをさらけ出すと思っているからです。
ミスをすることを恐れ、自分にはできないと人にバレるのを嫌います。
特にこの証明マインドセットを持っている人は二つの悪い特徴があります。
・不安に押し潰されてしまう
・諦めが早い
自分には無理、できない。と考えて不安に陥ります。
その不安感により、考える力が低下してしまい、本来のパフォーマンスが出なくなります。
その不安が挑戦することを阻んでしまいます。
そして、このマインドセットを持つ人は、課題や目標に囚われすぎていて、そこに至るまでの道筋やプロセスを楽しむ余裕がないのも特徴です。
このマインドセットを持つ人は考え方を変えなくてはなりません。
ではどうすれば良いのか?
答えは、このマインドを成長マインドセットに変えることです。
行動できるようになる成長マインドセット
この成長マインドセットを持つ人は、先ほどとは違い、自分が向上することに焦点を当てています。
能力を高め、新しいことを学ぶ、そして時間と共に成長していく、それが重要だと思っています。
証明マインドセットと成長マインドセットの違いをわかりやすく説明すると、
・証明マインドセットを持つ人は「すごい人と思われたい」
・成長マインドセットを持つ人は「すごい人になりたい」
結果何が言いたいかというと、成長マインドセットを持つ人は、周りの目を気にしません。
周りからどう思われようが、自分がやりたいと思ったことはやります。
そして、比較対象はいつでも自分自身です。
昨日よりも今日の自分が成長しているか?
そのようにしっかりと自分に焦点が当たっているのです。
このマインドセットを持つ人は、困難に直面した時も粘り強く続けられるという特徴があります。
今現在だけを見ているわけではなく、成長した先の自分を見ているので、道中の失敗にもうまく対処することができます。
まず行動できない人はこのマインドの違いを知り、自分がもし証明マインドセットを持っていたら、当てる焦点を変えていくことが必要不可欠です。
実際に、行動できる人とできない人の違いがわかっただけでも、マインドが変わっていくと思います。
是非成長マインドセットの特徴を理解し、日頃からそのような考えができるよう意識してみてください。
行動に移せないタイプだった僕が今たくさんの行動をしている
僕はこのマインドセットを理解して、行動できるようになったわけではありません。
なので、実際に行動できるようになったのがなぜなのかわかりませんでした。
もともと僕は、何をするにも周りの目を気にして行動していました。
ランニングをするのも、勉強するのも、「そんな自分ってすごいでしょ」と認めてもらいたくてやっていました。
なので、ランニングする時も自分のこと見ていないかな?と思っていたり、勉強もわざわざ、人がいるフードコートでやったりしていました。
結局、その行動は周りに意識が入っているので、集中なんてできませんし、続きもしませんでした。
その時の成績表は酷かったですし、学年順位もよくありませんでした。
ただ、そんな僕でも変われたのは今の現状に満足していなかったということです。
ずっと、
「こんな自分はだめだ。変わらなきゃ。どうしたら勉強や趣味などが続けられるようになるのだろう」
と考えていました。
実際に僕は、成長する人は4つのステップがあると思っています。
1. 現状に全く危機感がない状態
2. 危機感はあるが行動できない状態
3. 実際に行動しているが成果が出ていない状態
4.たくさん行動し成果が出ている状態
中学生の頃の僕は、証明マインドセットだったものの、今の現状への危機感は人一倍ありました。
そこから、3の実際に行動するに移行できるまで、長い年月がかかりましたが、今現在、たくさんの行動ができています。
そして今は、誰かに褒められたいからやっているというマインドではなく、実際に成長しよう、昨日よりも今日少しでも何か身につけようというマインドになっています。
なので、何をするにも自分がやりたいからやっているし、いくら批判されようが、失敗しようが、そんなのお構いなしに行動しています。
僕はいつの間にか成長マインドセットに移行していた感じです。
僕の経験上、どうすれば移行できるかというと、まずは危機感を持つこと。
そして、実際に行動してみること。
これに尽きると思います。
行動して続かなくても、一旦諦めたとしても、それでもまた行動する。
同じものを継続し続けなくても良いと思います。
読書でも資格の勉強でもとりあえずやってみて、もしやめたくなったら違うことに挑戦してみる。
それを繰り返していくうちに、挑戦することの楽しさや、自分が成長していることへの喜びを実感できるようになり、さらなる行動に移せるようになると思います。
なので、今の現状に危機感を持ち、とりあえず何か行動してみる。
それを繰り返してみて欲しいなと思います。
やる気が続かず、行動できないという方へ、少しでもお役に立てていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。