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ボクシングインストラクターが教えるボクササイズの良さとは?

ダイエットしようと思ってもなかなか続かない。

ランニングしているけど全く効果が出ない。

そんな風に悩まれている方は多いと思います。

そんな方に向けて、今回はボクシングのインストラクターをやっている私がボクササイズの効果について解説していきます。

ボクササイズは続けやすく効果も出やすい素晴らしい運動なのでダイエットが続かないと悩んでいる方はぜひご覧ください。

ボクササイズとは

ボクササイズとは、ボクシングの基本技術をベースとして行うスポーツトレーニングのことを指します。

シャドーボクシングや、スパーリング、サンドバック打ちなどが主なトレーニングです。

私が働いているジムはそれ以外にもサーキットトレーニングと呼ばれる自重トレーニングも混ざっています。

ボクササイズの良さ

ダイエットに向いている

特に女性は筋肉を大きくしたり、バルクアップをするということは望んでいる方は少ないと思います。

そのような方にボクササイズはものすごく向いています。

なぜかというとボクササイズは有酸素運動と無酸素運動の両方を行なっているスポーツだからです。

どういうことかというと、ボクシングでは、シャドーボクシングやパンチ動作をするときのステップで有酸素運動ができ、パンチ動作の体のひねりや力を入れながらパンチを繰り出すことで無酸素運動ができます。

なので有酸素と無酸素の両方を持ち合わせているスポーツになります。

多くの方が有酸素ばかりに目を向けがちなのですが、無酸素トレーニングで筋肉をつけるのもダイエットにはものすごく重要です。

筋肉を増やさなければ、基礎代謝が上がらないため、有酸素運動をして痩せたところで、リバウンドしやすい体になってしまいます。

ですが、無酸素運動をして筋肉をつけることにより、基礎代謝が上がり、痩せにくく健康的な体を作ることができます。

ボクササイズはそれを同時にできるので、体を引き締めたいという女性の願望を叶えてくれます。

続けやすい

ボクササイズはトレーニングとして申し分ないのですが、他のフィットネスと比べ続けやすさもトップクラスだと思います。

なぜかというと、ストレス発散効果もあるからです。

日頃何かを対象に殴ることはほぼないと思います。

ですが、ボクササイズはサンドバックをひたすら殴ったりします。

その非日常体験がストレス発散になるのです。

嫌いな上司や元彼のことを考えながらサンドバックをひたすら殴るだけでも心がスッキリするはずです。

つまり、ボクササイズは心も体も綺麗にすることができる素晴らしいトレーニングということです。

消費カロリーが高い

ボクササイズは有酸素運動と無酸素運動の両方を行なっていくため、効率よくカロリーを消費してくれます。

ランニングに比べ1.5倍ほど消費カロリーがあります。

ランニングの消費カロリーは体重や走る速さによって変わりますが、一般的なジョギングのペースで30分間走る場合、200~280kcal程度消費します。

なのでボクササイズだと、同じ30分間ワークアウトを行うと420kcalほどになります。

それを習慣として行なっていくと、一回の消費カロリーの数値の差は少しかもしれませんが、長期的に見れば差は大きくなっていきます。

それだけでも、消費カロリーは高いのですが、ボクササイズにさらに、HIITトレーニングなどを取り入れることにより、アフターバン効果というのも期待できます。

私たちの体は、ハードなトレーニングを行うことによって体が酸素不足になったときに酸素を補おうとより多くの酸素を消費します。

その結果、運動後の数時間は代謝が高い状態が続きます。

これをアフターバーンというのです。

アフターバーンは24時間から72時間ほど続くと言われています。

つまり週に2から3回位ほどのボクササイズやHIITトレーニングを行うことにより、トレーニング中もトレーニング以外の日常生活でも多くのカロリーを消費することができます。

なので、ダイエットの見方になってくれること間違いないです。

まとめ

今回はボクササイズの良さについて解説させていただきました。

ボクササイズは続けやすく効果も出やすい素晴らしいワークアウトだと思います。

ワークアウトを楽しんで行うことができない方にはすごく向いていると思います。

また、続けやすいので三日坊主で終わってしまうという方もすごくおすすめです。

特に、私が働いているジムの会員さんでよく言ってくださるのが、学生の頃運動が嫌いで、得意じゃなかったのに、ボクシングはすごく楽しんでできているということです。

それは、ボクシングの楽しさがあるからこそだと思います。

ぜひ、日頃運動があまり続かなくて困っている方はボクササイズに挑戦してみてください。