「痩せたいけどダイエットが続かない」
そんな風に悩んでいる方は多いと思います。
そんな方に向けて今回は、ダイエットが続かない人の特徴と、ダイエットを成功させる方法を紹介していきます。
フィットネストレーナーをやっていて、たくさんの方と向き合ってきた中で思ったことなので、多くの方にも通じるところがあると思います。
ぜひダイエットに悩んでいる方は参考にしてみてください。
ダイエットが続かない根本の原因
ダイエットが続かない人は根本的に習慣のやり方を間違えています。
そもそもダイエットや筋トレは続けなければ効果は期待できません。
例えば、腹筋を一日1000回やったとしても、明日腹筋がバキバキに割れていることはないのです。
1日10回を一ヶ月やったほうが体は変わっていきます。
なので、習慣の作り方を分からないと何も始まりません。
ぜひ習慣化のコツに関して書いた記事があるのでそちらをご覧ください。
そして、基本ダイエットは最低でも一ヶ月続けなければ効果は出てきません。
三ヶ月もやれば体は変わっていくはずです。
一年のうちのたった三ヶ月です。
頑張って習慣化していきましょう。
ダイエットが続かない人の特徴7選
小腹が空いたら間食
多くの方が間食をたくさん行っています。
間食は悪いことではないのですが、取り過ぎの方が多いです。
こんな風に間食はしていないでしょうか?
・オフィスでチョコやせんべいなどの差し入れをよくつまむ
・家ではとりあえずポテトチップスを開ける
・コンビニではたくさん食べれるようにスティックの菓子パンを買う
これではダイエットは成功しません。
こんな風に間食を取っていたら、1日の自分の消費カロリーより摂取カロリーの方が多くなってしまいます。
基本間食はしないように気をつけましょう。
ですが、そんなことを言ってもお腹は空くし、食べたくなってしまいますよね。
そんな方は、間食で食べるものを変えましょう。
基本低GI食品であればカロリーを抑えられて、血糖値の上昇も緩やかにできるので、その後さらに食欲が増すことは少なくなります。
✅低GIでオススメな食品
・そば
・りんご
・ヨーグルト
・みかん
これは実際に私が取っているものです。
またナッツ類は体のすごく良い栄養素を含んでいるので間食にはもってこいです。
このようなものに置き換えるようにすると間食を食べてもカロリー摂取を抑えられます。
カロリーゼロ食品をよく食べる
カロリーゼロの食品は悪いわけではありません。
ですが、カロリーゼロに頼りすぎてしまい、正しい栄養素が取れてない事が多いです。
基本ダイエットをしたいのであればタンパク質を多く摂取しなければなりません。
これは筋肉を増やし脂肪燃焼効果を高めなければいけないためです。
これを行わずにダイエットしたとしても、筋肉が増えていないのでリバウンドしやすい体になってしまいます。
それだと一生ダイエットと付き合っていかなければなりません。
そうではなく、正しい食生活をし、タンパク質の摂取量を多くするためにもカロリーゼロ食品に頼るのはやめましょう。
過度な減量をするボクサーなどはとってもいいかもしれません。
どか食いと断食を繰り返す
よくどか食いをして次の日に断食をすればリセットされると思っている方がいらっしゃいます。
もちろん間違ってはいないのですが、こんなことを週一のペースで行っていたら身体が壊れてしまいます。
そもそも断食は正しく行わなければ身体に悪影響をもたらします。
それを頻繁に行ってしまうと栄養素をたくさん取りすぎた日と全く取らない日を繰り返してしまうため、代謝が落ちてしまう原因となってしまいます。
基本は1日3食でバランスよく食べていきましょう。
ジュースを頻繁に飲む
ジュースを頻繁に飲んでいる方は、カロリーを多く取りすぎです。
ジュースに含まれる糖分はものすごい量です。
また、美味しくするために人工甘味料がふんだんに入っています。
これを月一回飲むのであれば体に支障はないのですが、多くの方が毎日習慣的に飲んでいると思います。
それでは余分な糖質の摂取ですし、体によくない栄養素を習慣的に取り入れていることになります。
こういう細かなところから気を付けていきましょう。
✅おすすめな飲み物は以下の4つです。
・水
・お茶
・コーヒー
・紅茶
基本は水一択でいいと思います。
それ以外の三つはカフェインが含まれているので、午後は摂取したくありません。
ちなみに私は朝はコーヒー。
それ以外は水のみです。
よく噛んで食べない
ダイエットにおいても、健康においても咀嚼はすごく大事です。
✅咀嚼の効果
・食べる量の軽減
・唾液の分泌
・顔まわりの筋肉の活性化
咀嚼を行うことによって食べる量を少なくできます。
ですが、ダイエットが続かない人の多くが食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまいます。
それではたくさん食べてしまうのも当たり前です。
そして、咀嚼には唾液を分泌する作用があるので、消化の助けになります。
腸内環境においても咀嚼は大事だということです。
そして、顔まわりの筋肉を使うことにより表情筋を鍛え、顔痩せする事ができます。
子供の頃によく噛んで食べなさいと言われたのはこのためです。
噛む習慣をつけましょう。
寝る前に食べてしまう
夜寝る前に大量の飲食をしてしまうと睡眠の質を低下する原因になってしまいます。
睡眠の質が低下すると次の日の朝の行動がうまくいかなくなり、1日の習慣が作りづらくなってしまいます。
そうすると意思が弱くなり、
「今日はマック食べてもいっか」
と自分に甘くなってしまいます。
朝の行動はそれくらい大事です。
習慣作りは朝から始めるのが基本だと思います。
その朝の行動を左右するのが睡眠です。
睡眠がしっかりと取れ、朝の目覚めがすっきりしていれば最高のスタートを切れます。
もちろん仕事の成果も上げやすくなり、ストレスとの付き合い方も上手になっていきます。
夜寝る前の大量の飲食はやめましょう。
一品メニューばかり食べている
おかずがない逸品メニューは炭水化物が多くなりがちです。
例えば、
・ラーメン
・チャーハン
・牛丼
・ファストフード
・ピザ
・寿司
・菓子パン
このようなものは全て高炭水化物な食事になります。
これだけ見ても、人は炭水化物に依存している事がわかります。
このような食べ物は血糖値の乱高下を招きます。
そして、血糖値の乱高下が起こると以下の症状が出てきます。
・食後の睡魔
・イライラ
・さらに炭水化物を欲する
これのループです。
なので、あまり取るべきものではありません。
一品メニューの中で唯一食べていいのは鍋です。
鍋はたくさんの具材が入っており、特に野菜を多く摂取できるのでオススメです。
ダイエットを成功させるには
習慣かのコツを知る
まず行うべきことは冒頭でもお話ししましたが、習慣化のコツを知ることです。
習慣化できない人は、習慣かのコツを知らないだけなので、正しい方法を知れば案外簡単に習慣化できると思います。
正しい食事術や健康法を勉強する
知識を蓄えれば蓄える分ダイエットも成功しやすくなります。
例えば、全くルールを知らない状態でサッカーやバスケを行ったらすぐにファウルで笛を吹かれてしまいます。
それと同じで正しい知識を蓄えなければダイエットも効果は出ませんし長続きしません。
体の仕組みや健康法、食事法を知ることにより、興味関心を持ち、ただダイエットしているというところから抜け出しましょう。
マクロバランスを意識
マクロバランスとは炭水化物、タンパク質、脂質のバランスのことです。
これを意識するだけで、1日の摂取すべき量がわかってきます。
マクロバランスダイエット法について詳しく書かれている本を紹介するので気になるかたはチェックしてみてください。
ダイエットするという感覚ではなく、正しい食事習慣を身につけるという感覚を身につけられます。
サプリを活用する
サプリは何かと悪者にされがちですが、積極的に使用すべきものです。
確かに、サプリメントだけで生活するのはよくありません。
ですが、補助食品としてしっかりと認識して摂取すれば、1日のマクロバランスを調整する事ができます。
例えば、昼に炭水化物を取りすぎてしまったなと思ったら、間食でプロテインを摂取しておき、夜はタンパク質と脂質を取ろう。
などバランス管理をうまく行う事が可能になります。
ぜひサプリに偏見を持たず積極的に活用して行ってください。
私がよく使っているサプリは以下のものです。
・プロバイオティクス(乳酸菌などの腸内細菌)
・プロテイン(マイプロテイン)
・難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)
・オメガ3脂肪酸
ぜひ活用してみてください。
まとめ
今回はダイエットが続かない人へ向けて、記事を書きました。
ダイエットに関して正しい知識を持ち、正しい食事法を習慣化していけば、体は必ず変わっていきます。
これを機会に健康や体のことに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
あなたのダイエットが成功することを祈っています。