勉強や読書などをする際になかなか集中が続かない。
そんなふうに悩まれている方は多いのではないのでしょうか?
そんな方に、今回は集中力を鍛える方法について解説していきます。
今回の記事を最後まで読めば、最強の集中力を手に入れることができるようになりますので是非最後まで読んでいただければと思います。
集中力は鍛えられる
集中力なんて鍛えられるの?と疑問に思う気持ち、わかります。
結論、集中力は鍛えられます。日々の習慣で脳の力を成長させることができることはたくさんの研究でもわかっていることです。
人は集中する時に前頭葉を使っています。主な働きとしては、思考や創造性を担う最高中枢とされており、思考や感情をコントロールする役割があります。
つまり、集中力とはこの前頭葉の働きにより、一つのことに焦点を定め続ける能力と言えます。
そしてこの前頭葉には活動量に限界があります。
前頭葉から生まれる集中力の源をウィルパワーと言いますが、このウィルパワーには上限があり、使われればその分減っていってしまいます。
なので、このウィルパワーの上限を上げること。また、ウィルパワーを節約することが重要です。
そして、ウィルパワーは先天的なものではなく、後天的に鍛え上げることができます。今回は、その方法をご紹介していきます。
集中できなかった僕ができるように
実際に、僕も日頃集中力を鍛えるトレーニングをしていることにより、前よりも集中力が上がっていることを実感しています。
学生の頃なんかは、全く勉強に集中できず、学校の成績もすごく悪かったです。
今思うともったいなかったなと思います。
逆に、今は読書や文章の執筆などを平気で5、6時間行えています。
もちろん小休憩は取りつつですが、以前は、1日の中で1時間もまともに集中できずにいたので、その時に比べれば歴然の差です。
そんな僕が集中できるようになっていった方法を3つ紹介します。
今、集中できずに悩んでいる方は少しでも役に立つ情報だと思うので、是非最後までご覧ください。
集中力を鍛える方法3選
瞑想
運動
セルフモニタリング法
以上の三つになります。それでは解説していきます。
瞑想
瞑想に関しては他の記事で詳しく解説していますので、そちらに飛んでいただければと思いますが、簡単に説明すると、瞑想を行うとより良い効果が得られます。
マインドフルネスの研究で、48人の男女を対象に45分の瞑想を2週間行ってもらった結果、以下の効果が証明されました。
短期記憶の向上
ワーキングメモリの能力が上がる
文章の理解力が上がる
集中力が上がる
要は脳を鍛えられたという結果になります。
これ以外の日常でのメリットもあり、それが以下の4つです。
不安の解消、睡眠の質の向上
うつ病や、不安症の予防
ストレスの軽減
リラックス
このように、瞑想を習慣にすることによりたくさんの効果が得られます。
また、瞑想を習慣にすると前頭葉の前帯状皮質と呼ばれる自分を制御する部分の働きを活性化させることができ、そのことがウィルパワーの上限を高める効果にもなります。
やり方に関しては、瞑想に関して詳しく書いた記事を読んでいただければと思います。
https://jinlifestyleblog.com/meisou/
運動
運動をすると脳を鍛えることができます。
なぜかというと、運動をすることにより、脳の中に新しい細胞が生まれたり、今いる細胞が強くなったりするからです。
脳の中はニューロンという脳細胞で構成されていて、運動をするとBDNF(脳神経由来因子)というタンパク質が作られます。
このBDNFが肥料のような役目を果たしニューロンの成長や新生を促してくれます。
簡単にいうと運動により、脳細胞が増えたり脳が活性化するようになります。
また、運動には前頭葉を鍛える効果もあり、ウィルパワーが増え、それにより集中力もUPします。
この前頭葉を鍛えるという面は、長期的な集中力の向上に言えるのですが、運動は短期的にも集中力を上げることができます。
それは以下の理由からです。
1運動によって心臓から血液がたくさん送られて、脳がベストの状態になる
2運動を行うことにより、ドーパミンというホルモンが放出され、脳機能が向上する
この二つの理由から、運動は短期的にも集中力を上げる効果があることがわかります。
お勧めのやり方としては、アクティブレストというやり方です。
休憩中に軽い運動を挟むという方法で、休憩中にバーピーをやったりスクワットをしたりウォーキングをしましょう。
少しの運動でも効果があるのでやってみてください。
セルフモニタリング法
セルフモニタリング法とは、その名の通り、自分自身を観察するということです。
普段の何気ない行動や自分の体の動きを観察することによりウィルパワーの上限を上げることができます。
例えば、普通に歩いているときや座っている時などの姿勢を正そうと意識をすることもセルフモニタリングになります。
他には、自分の体の緊張しているところを探したり、深い呼吸を意識してみるのもその一つです。
実際に僕はこれを毎日実践しています。
それも、セルフモニタリングと名のついたものと知らずに、コンプレックスを抱いていたせいで、中学の頃から毎日自分の体を観察するようになっていました。
それが今は癖となっていて、体の中で緊張しているところや不自然なところはないかな?と常に探してしまいます。
ただ、それが集中力の観点や脳の機能の向上に役立っていたと思うと納得できます。
知らず知らずのうちにウィルパワーの上限を上げていたからこそ、今長時間集中できるようになっているんだと思います。
是非皆さんも日頃から、自分を少しだけ観察してあげて、ウィルパワーを増やしていきましょう。
まとめ
今回は脳を鍛える方法を3つ紹介させていただきました。
3つ全てではなく1つ取り入れるだけでもだいぶ日中の集中力が上がっていくと思います。
一番のおすすめは運動です。
瞑想やセルフモニタリング法よりも始めやすいですし、運動強度もウォーキングやスクワットなど軽いもので平気です。
さらに、長期的にも短期的にも脳を鍛え集中力がアップします。
是非休憩中や、朝起きた後などに習慣にしてみましょう!
また、集中力を上げるアイテムを10個紹介した記事もありますので、さらなる集中力がほしい方は是非そちらチェックしてみてください。
https://jinlifestyleblog.com/syuutyuuryoku-aitemu/
最後まで読んでいただきありがとうございました。