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【食事改善】腸内細菌を増やして無敵の体を作ろう!

みなさん、普段の食事や生活で腸内細菌を気にしていますでしょうか?

正直気にしたことないという方がほとんどだと思います。

ですが、腸内細菌は人間にとってものすごく重要です。

今回はそんな腸内細菌の必要性と増やし方について解説していきます。

ぜひ、ダイエットしたい方や、健康で最高のパフォーマンスを得たい方は最後までご覧ください。

腸内細菌はなぜ必要なのか?

現代人は腸内環境がものすごく悪いです。

これはいろいろな要因があるのですが、その一番の要因が腸内細菌の不足です。

腸内細菌の働きぶりは凄まじいものです。

例えば、アミノ酸や食物繊維を材料にして、ビタミンB群やビタミンKなど主要なビタミンを生成します。

おかげで私たちの体はビタミンの欠乏症から逃れることができます。

他にも、栄養の吸収を助けたり、食物繊維を分解してエネルギーに変えたり、脂肪酸を生成して腸壁を守ったりと、とにかく人間の体には必要不可欠なものになります。

つまりは腸内細菌なしでは人体は正常に働いきません。

数ある腸内細菌の中でも、最も大事なのが外敵との戦いです。

腸管は栄養の吸収を行うための器官ですが、一方で細菌やバクテリアの脅威にさらされています。

そんな中、腸内細菌は兵隊として働き、バクテリアを駆除し、腸管からの侵入をブロックします。

ですが、現代人の暮らしが近代化する中で、このシステムが機能しなくなってきました。

これがリーキーガットという症状です。

これは腸の細胞の中に小さな穴が開いてしまう現象のことで、朝の粘膜をつなぐ結着細胞が壊れて、バリア機能が壊れた状態を意味しています。

一旦この状態になると、腸の穴から有害物質が血管に侵入し、免疫システムを作動させ、体内のあらゆるエリアに慢性的な炎症を発生させてしまいます。

こうなると、いくら健康的な生活をしても効果は出なくなってしまいます。

睡眠をしっかり取ろうが、野菜を取ろうが意味がありません。

このリーキーガットは認知機能の低下やアレルギーなどの症状を起こしますが、中でも重要なのは慢性的な疲労です。

リーキーガットを引き起こしている人は疲れやすくなってしまいます。

なので、慢性的な疲労を抱えている人はリーキーガットの症状かもしれません。

ではどのように直せばいいのか?

腸内細菌と仲良くしよう

リーキーガットを直すには腸内細菌を増やし仲良く付き合っていかなければなりません。

ですが、現代社会では衛生が発達したため腸内細菌と接触しづらい環境になってしまいました。

もちろん衛生が発達したことにより、古代に悩まされていた感染症を克服し、平均寿命を大きく伸ばしていきました。

ただその副作用が今出てしまっている状態です。

そんな中でできる対策があります。

それは抗生物質を無闇に使わないことです。

抗生物質の悪影響に関する研究は多く、例えば、2008年の実験では、たった1回の使用でも腸内細菌の3分の1が死に、そのダメージは半年が過ぎても回復しませんでした。

つまり腸内細菌と仲良くしていくには抗生物質の乱用をしないことが重要です。

また抗菌グッズの使用も控えたいところです。

薬用ソープなどに含まれる抗菌成分が肌に住みつく有益なバクテリアまで殺してしまいます。

なので、手や体を洗いたいのであれば、昔ながらの石鹸を使えば十分です。その中でも無添加のものがなお良いです。

腸内細菌を増そう

現代人の腸内細菌が不足している一番の要因は腸内細菌の食糧難です。

これだけ食べ物が豊富になったにもかかわらず、私たちの腸内細菌はまともに食事ができていません。

まず腸内細菌はどのようにして育つのか。

それは食物繊維を食べることです。

本来のエネルギーは炭水化物なのですが、ブドウ糖の多くは小腸で吸収されてしまい、腸内細菌が住む大腸までほとんど届きません。

そこで、腸内細菌は食物繊維を餌に繁殖しているというわけです。

ですが、現代人は食物繊維の摂取量が減っています。

厚労省は1日の食物繊維の摂取量を20〜27gに定めていますが、今の日本人は13〜17g程度しか取れていないのが現状です。

なので、食物繊維をしっかりととっていかなければなりません。

また、そもそも腸内細菌がなければ意味がないので、発酵食品をしっかりととり、乳酸菌などの腸内細菌を摂取していくことが大事になります。

なので、日頃からヨーグルトやキムチ、味噌などをとっていくのがおすすめです。

ただ食物繊維を取るのが難しいという方もいらっしゃると思うので、サプリを活用するのが手っ取り早くできる対策になります。

一つはプロバイオティクスです。

ビフィズス菌や乳酸菌といった腸内細菌を使ったサプリのことで、日本で有名なのはビオフェルミンやラクトーンAなどです。

日本では整腸剤としてしようされることがほとんですが、腸内細菌を増やすサプリとして常用しても良い効果が期待できます。

僕はビオフェルミンを飲んでいます。

自分にあったプロバイオティクスを探してみて下さい。

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2つ目は食物繊維のサプリです。

食物繊維のサプリはたくさんあるのですが、代表的なものを紹介します。

難消化性デキストリン、オオバコ、イヌリンなど。

この中で僕は難消化性デキストリンを使用しています。

水溶性の食物繊維が豊富で、ダイエット系のトクホ飲料によく使われています。

水に溶けやすく、味は全くしないので、コーヒーや水などの飲み物でもヨーグルトなどの食べ物でも使用できます。食物繊維を食事からあまり取れないという方はサプリを使用してみて下さい。

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アクティブプラン

・抗生物質を無闇に使わない

ただの風邪などのときに抗生物質を使わないようにしましょう。

・抗菌グッズを排除

抗菌スプレーや抗菌ソープなどを使用して、良い最近まで殺さないようにしましょう。

・発酵食品を取ろう

ヨーグルトやキムチ、味噌など自分に合い続けやすいものを日頃から取り入れましょう。ただ、一つのものをずっと撮り続けると同じ細菌ばかりになってしまうのでバリエーションが豊富の方が良いです。

・プロバイオティクス

発酵食品だけでは足りないという方はプロバイオティクスを使用し、腸内細菌を毎日摂取しましょう。

・食物繊維

食物繊維を日頃から取るにはサプリが便利です。先ほど紹介したものから自分に合うものを見つけて取り入れてみて下さい。

まとめ

腸内細菌を増やしづらくなっている現代だからこそ、しっかりとその対策をして健康的な体を作っていくことはすごく重要です。

今回紹介した、アクティブプランをひとつでもやってみると体が変化していくと思うので、ぜひ日常に取り入れてみて下さい。