「勉強の集中力がなかなか持続しない」
「すぐ眠くなったり、携帯をいじってしまう」
そんなふうに悩まれている方が多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、今回は勉強の集中力をあげる環境づくりについて紹介します。
今回の記事を読めば、勉強や仕事の作業をする際に、不要な外部からのインプットを遮断でき、集中力をあげることができるようになります。
集中力を引き上げたい方は是非最後までお読みください。
もともと集中力が皆無だった僕が環境で変わった。
小、中、高と全く勉強ができず、一つのことに集中することができなかった僕ですが、いろいろの方法を試した結果、今現在は1日の中で5、6時間読書などができています。
正直最初は1時間も持ちませんでした。
その中で、環境を変えたのが集中力が上がった要因の一つだと思っています。
特に、家の中で誘惑が多い中、何か一つのことに集中することはすごく難しいです。
そこで、しっかりと集中場所を作っておくのは大事なことです。
要は形から入るということになります。全く集中できなかった僕ができるようになった方法なので、今悩まれている方は是非参考になると思います。
勉強の集中力をアップさせる環境作り5選
整理整頓する
勉強や作業をする際に部屋が散らかっていたり、机の上に不要なものが置いてあると注意力が散漫になり集中力が切れやすくなるということがわかっています。
プリンストン大学の研究で、散らかった場所で作業をすると、整理整頓された場所で同じ作業をした場合に比べ、集中力が低下し情報処理能力も低下してしまうことが判明しました。
しっかりと整理整頓されたところで作業をすると、生産性が上がり、感情のコントロール能力も上がることがわかっているので、イライラなどもしにくくなります。
なので、まずは散らかっている机を整理することから始めましょう。
光を取り入れる
人は朝に光を浴びることにより、脳内物質であるセロトニンを分泌することができます。
特に、自然光を取り入れてあげるとセロトニンは多く分泌します。
✅セロトニンは以下の効果があります。
・自律神経を整える
・気持ちをポジティブに変える
・ストレスが軽減する
・集中力が高まっていく
・睡眠の質を上げる
セロトニンは自律神経を整える効果があるので、心身ともに健康的になる事ができます。
また、セロトニンは夜になるとメラトニンという睡眠の質を高めてくれる脳内物質に変わるので、朝にセロトニンを多く分泌しておくことで、夜の睡眠の質を高め、翌日の集中力をあげることもできます。
自然光は本当に重要です。
もし、デスク環境に自然光を取り入れられない方は休憩中に光を浴びにいくだけでもいいです。
光を浴びて、リフレッシュし、素晴らしい快適なデスク環境を作ってみてください。
植物を置く
仕事場や作業場に自然を取り入れることによりリラックスでき、集中力が上がることがわかっています。
環境心理学を取り扱う学会誌、journal of Environmental Psychologyによると、集中力を要する作業をする際に、植物が置いてある部屋の方が、置いてない部屋に比べ、疲れを感じづらいという結果が得られました。
なぜこのような効果があるかというと、植物、または自然界にあるものには副交感神経を活性化させる効果があるからです。
✅自然界に存在するもの
・雨、風、波の音
・花や木々
・砂や石
これらを日常的に触れ合うためにはデスクに観葉植物などを置く事がオススメです。
私が持っている観葉植物はゴールデンポトスです。
週に一回ほどの水やりでいいので、育てやすいです。
もし、観葉植物を置かないのであれば、自然の音をYoutubeで聞いたり、スマホやパソコンの画面を森林の画像にするなどでも効果が期待できます。
植物をふと見ながら、物思いにふけったり、読書をする
そんなひとときを日常取り入れてみてください。
不要なものを視界に入れない
特に作業をする際に注意する点は、初めから、注意を削がれるようなものを視界に入れないことが重要です。
人間の意思力は大体決まっていて、誘惑に勝てる確率は50%と言われています。
これはどの人も変わらないのです。
では、どうすればいいかというと、初めから、作業に必要のない不要なものを視界から取り除きましょう。
一番いいのは、作業部屋をちゃんと作り、そこには仕事や勉強に必要なものしか置かないようにすると、外部の誘惑がそもそも入ってこなくなるので、集中力が上がっていきます。
作業部屋などを作れない方も、できるだけ娯楽のものは娯楽スペースに置き、仕事のものは仕事スペースに分けることが重要です。
そして、仕事のものや作業に必要なものが置いてある場所で作業をすると必ず集中力は上がっていきます。
あと、もう一つ注意してほしい点がスマホです。
スマホが近くにあるだけで、外部とのつながりを感じたり、通知を気にしてしまって集中することは難しくなります。
多くの論文で、スマホが近くにあると認知機能や記憶力の低下を招くということがわかっています。
それも、徹夜をした時と同じくらいの生産性になってしまうということがわかっているので、スマホは他の部屋に置いておくのがベストかなと思います。
香りをコントロールする
日頃、仕事のことや人間関係などで多くのストレスを抱えていると思います。
このストレスは、気分を作り出す大脳辺縁系という場所にダメージを与えてしまいます。
気分が落ちてしまっては、仕事も勉強にも身が入らないと思うので、五感の中で唯一大脳辺縁系と繋がっている嗅覚を刺激することが重要です。
アロマオイルなど、自分が好むリラックスできる匂いを作業部屋に置いておくだけで、副交感神経が高まり、作業の効率をアップさせることができます。
僕はアロマオイルなどの匂いが苦手なので、1時間おきくらいに喚起をして新鮮な空気を取り入れるようにしています。
もし、香水やアロマオイルなどの匂い系が好きな方は取り入れてみてください。
まとめ
✅おさらい
集中力を上げる環境作り
・整理整頓する
・光を取り入れる
・植物を置く
・不要なものを視界に入れない
・香りをコントロールする
今回紹介した、5つの環境づくりで最も必要なのは光を取り入れることかなと僕個人は思います。
自然光をしっかりと浴びることは、生活習慣を改善でき自律神経の安定にもつながるので、行動するモチベーションが高まります。
また、夜の睡眠の質を高める効果があるので、翌日のパフォーマンスが上がり正のスパイラルを作ることができます。
もし、自然光を部屋に取り入れられない方は、休憩中に10分だけでも、外に出て光を浴びるなどでもいいと思います。
是非参考にしてみてください。
また、集中力をアップさせるアイテムを10個紹介した記事もありますので、是非気になる方はそちらも読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。