Concentration

「読書に集中できない人へ」没頭して本を読むコツと考え方を解説

悩んでいる人
悩んでいる人
読書に集中できない。

活字に抵抗がある。

最後まで読みきれない。

そんなお悩みに答えていきます。

記事内容

・読書のコツ5選

・読書を始めるにあたって

・本は乱雑に扱うべき

読書に集中ができない。

そのように悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。

何を隠そう、私もあなたと同じように読書ができない人間でした。

 

中学2年生の頃に初めて自ら手に取ったのですが、150ページほどの薄い本を1週間かけて読んだほどです。(今であれば1時間も要りません。)

 

当時は活字に対しても抵抗感がすごくあり、なかなか読む気も起きませんでした。

しかし、正しい読み方とはなんなのかを調べ、本の読み方の本をたくさん読んだ結果、今では月に7冊から8冊ほど読めています。

年間100冊ほどです。

今回は読めるようになった過程で行ったコツや考え方を共有していきます。

ぜひ読書に集中できずに悩まれている方はぜひ最後までご覧ください。

読書のコツ5選

読書のコツ以下の5つです。

・最後まで読み切らない

・気になる場所から読む

・最初から難しい本を選ばない

・本当に興味のある本を読む

・時間を制限する

では本題へ入っていきましょう。

最後まで読み切らない

最初にして最大のコツが最後まで読み切らないで良いということです。

本というのは情報の羅列に過ぎません。

自分にとって必要な情報は意外と少ないものです。

ですが、多くの方が端から端まで読まなければいけないと勘違いしています。

 

端から端まで読んでしまうと、自分の興味がわかない場所も読む羽目になり、読書がつまらなく感じてしまいます。

特に読書に慣れていない時に端から端まで読もうとしてしまうと、ものすごく苦に感じてしまうので避けるべきです。

 

もちろん慣れてきたら、端から端まで読んでも構いません。

自分が出会ったことない新しい情報を見つける可能性もありますから。

 

私が言いたいのは、読書が慣れていない時から完璧主義になって本を読まない方が良いということです。

 

自分が読みたいなと感じる部分をピックアップして読み進めましょう。

最後まで読み切らない

・本は最後まで読まなきゃいけないという固定概念をなくす

・完璧主義にならない

気になる場所から読む

本を読むときは自分が気になる場所から読んでいただいて構いません。

小説のようにストーリーでできているものは通用しませんが、ビジネス書であれば知識が彫り込まれているだけです。

つまりどこから読んでも大して変わりはありません。

最後のページを先に読んでも良いのです。

 

ストーリーで結末を先に知ってしまうのは酷なことですが、ビジネス書などであれば、結論を先に知る方がかえって情報をインプットしやすくなります。

 

本を購入したら、まずはパラパラっとめくり、自分が気になったところをチェックしておきましょう。

チェックし終わったらその場所から読み進めてください。

もし他も読みたければその後読めば良いのです。

気になる場所から読む

・ビジネス書はどこから読んでも良い

・目次をチェックして気になるところにチェックを入れておく

・気になるところを読んで他の場所も読みたくなったら読む

最初から難しい本を読まない

読書に集中できない方の多くは最初から難しい書籍に挑戦しがちです。

書いてある内容や意味がわからないのに読み進めるのは至難の技です。

 

ですので、最初はできるだけわかりやすく簡単な本から挑戦しましょう。

 

どんな本を選べば良いかというと、最初からマーカーや太字が施されており、さらに章ごとにまとめが記載されているものです。

ビジネス書でいうとメンタリストのDaigoさんの本などはめちゃめちゃわかりやすいです。

最初から難しい本を読むのではなく、出来るだけわかりやすく書かれた本を選ぶようにしましょう。

その後だんだん難易度を上げていけばいいのです。

⬇︎最初に読むべきオススメ本

本当に興味のある本を読む

読書ができない人は本当に興味のあるものを読んでいない可能性があります。

例えば、知人から読んだ方がいいと言われた本や、なんとなく今流行の本など。

このような本は自分が読みたいと思って読む本ではありません。

つまり興味がないのです。

興味がわかなければ集中などできるはずがありません。

 

自分にとって興味がわく本というのは自分で書店に行き、自分の目で確かめる必要があります。

 

「この本読んで見たいな。この本からは今の自分にとってプラスになる情報がありそう」

このように感じることができれば後は買って読むだけです。

本当に興味のある本を読む

・興味が湧かないものには集中できない(つまらないため)

・自分で本を選ぶことが大切!

時間を制限する

集中して読書するには時間の制限を設けるべきです。

人は時間を制限された方が集中できます。

逆に時間が制限されていないと、怠けてしまうのです。

私がオススメなのはポモドーロテクニックです。

25分間の集中と5分間の休憩を交互に繰り返すものになります。

時間配分に関しては自分にあう時間に設定していただいて構いません。

ポモドーロテクニックを行う時に注意してほしい点は休憩の過ごし方です。

休憩中によくスマホを見てしまったり、Youtubeを見てしまうという方が多いと思いま

す。

SNSやYoutubeは一見休憩しているように見えて、休憩できていません。

 

なぜならSNSを見るのもYoutubeを見るのも、勉強と同じインプットだからです。

脳は同じように情報を記憶しようとしますし、そのために体力を使います。

つまりSNSやYoutubeは本当の意味で休憩できていないのです。

オススメの休憩の仕方があります。

・音楽を聴く

・瞑想する

・仮眠をとる

・散歩する

・ぼーっとする

上記の通りです。

これらは全て意識的な休憩になります。

脳を休め、次のポモドーロの体力を回復させるためにも休憩中の過ごし方に気を配ってみてください。

時間を制限する

・ポモドーロテクニックを使う

・休憩中はできればスマホなどは触らずに意識的な休憩を!

読書を始めるにあたって

読書がまだ慣れていない方に向けて、ここでは本を読めるようになるアクションプランを紹介します。

この通りに行えばすべての人が完璧に読めるようになるというわけではないですが、実際に私が読めるようになっていった過程で良かったものをアクションプランに落とし込みました。

1.書店に行く

2.好きな本、または自分が本当に気になった本を購入する

3.できるだけ最初はわかりやすい本を購入する

4.購入したらその日に目次を見て気になるところをチェックする

5.チェックした箇所から読んでいく

6.チェックした箇所がすべて読み終わったら読書完了

以上です。

最後のところだけ気になったと思いますが、チェックした箇所を読み終わったらその本はもう読まなくてもいいです。

 

もちろん、さらに読みたいなと感じれば他の場所も読んでいいのですが、最初に大事なのは1冊読み切ったという感覚です。

 

この感覚があると自信につながり、さらに他の本を読みたくなります。

大事なことは完璧主義にならないこと

本は読み切らなくてもいいということを肝に銘じて、本に向き合いましょう。

本は乱雑に扱うべき

最後にお伝えすることは本に対する考え方です。

私が思うに本は乱雑に扱うべきです。

どういうことかというと、自分でマークをしたり、付箋を貼ったり、ドッグイヤー(ページの端を折ること)をしたりしましょうということ。

多くの方が本は神聖なもので汚したくないと思っています。

その考えはよくありません。

本はもっと乱雑に使っていいのです。

乱雑に扱うことで自分の書にすることができます。

本にたくさんマークをしたり書き込みをすれば、それはあなたの本になっていきます。

 

その本は他の人にとっては価値のない本になってしまいますが、あなたにとっては最高の価値になるのです。

 

なぜなら、自分の考えや自分が大事だなと思った箇所がわかりやすく記載されているから。

 

だからこそ本は購入すべきです。

図書館で借りたり、知人に借りたりするようでは書き込みやマークはできません。

また、電子書籍でも書き込みまでは難しくなります。

マークに関しても機械的で覚えにくいです。

 

そのため本は書店に行って書いましょう。

 

買った本は乱雑に扱って自分のものにしていきましょう。

そうすることで自分にとって最高に価値のある本を作ることができます。

本は乱雑に扱うべき

・本は綺麗に使う必要はない

・マークやドッグイヤーを入れて読み込もう

・乱雑に扱うために書店に行って本を買う

まとめ

✅おさらい

・読書の最大のコツは最後まで読み切らないこと

・興味のない本は読まないように

・本は乱雑に扱っていい

今回は読書に集中できない方に向けて、読書のコツを解説いたしました。

コツをつかんで読書が習慣になれば読書が楽しくなります。

私も、学生の頃は嫌いだった読書が今では趣味になっています。

ぜひ今回紹介した本の読み方を実践してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの生活がより豊かになることを祈っております。