そんな悩みにお答えしていきます。
記事内容
・イライラをなくす方法何選
・イライラをなくすメリット
・人はすぐには変われないことを知る
今回はイライラしない方法について解説していきます。
この記事を書いている私は学生の頃、すぐにイライラし人に対しても良い態度を取れるような人間ではありませんでした。
そんな自分が嫌で、どうすればイライラが治るのかを考えたくさんの本を読み実践した結果、今ではほとんどイライラしなくなりました。
その過程で身に付けたイライラしない方法を紹介していきたいと思います。
今イライラしやすい性格で悩んでいる人の少しでも役に立てば幸いです。
イライラをなくす方法
状況を観察する
イライラしてしまう人の多くは、状況を観察できていないことが多いです。
例えば、あなたが渋滞に遭遇してしまったとします。
そんなときに、渋滞のせいでああなった、こうなったと不愉快なことばかりを考えてしまうと、イライラが募って爆発してしまいます。
逆に、自分と同様に待たされている人たち、進まない車の列、外の景色などをよく観察していると、不思議と心が静まって落ち着いてきます。
つまり周囲への興味と他人への共感があれば怒りを爆発せずに済むということです。
完璧を求めない
完璧主義は心も体もボロボロにしてしまいます。
また神経尖らせイライラを募らせる原因となります。
例えば、電車が10分遅れただけでイライラしたり、役所の仕事に100%を求めるのは基準がおかしいです。
まともに物事が運ばないような国で暮らす人々はバスが10分遅れただけでイライラするでしょうか?
おそらくしませんよね。
なぜなら完璧なことなどこの世にないことを肌で感じているから。
しかし、先進国で暮らす人間は少しの失敗やヘマを嫌い、叩き、罵倒します。
あたかも失敗が悪く、完璧でいなければならないような風潮にもあります。
しかし実際はそんなことはありません。
人生は偶有性(確実なものと不確実なものが混ざっている状態)に満ちています。
完璧にことが運ばないことが本来は普通なのです。
そのため、完璧を求めて自分や他人の首を締めるのはやめましょう。
他人を思い通りに動かそうとしない
他人を100%コントロールすることはできません。
しかし、イライラしやすい人は他人の行動や考えにイチャモンをつけたがります。
他人は自分とは全く違う環境で生まれ、自分と同じように性格や信念があります。
そのため自分を押し付けコントロールしようとすることはよくありません。
コントロールすることはできなくても、サポートしてあげたり、元気付けたりすることはできます。
誰かの力になってあげたいと思えば、コントロールなどという考え自体が無意味なものだと気づくはずです。
決めつけない
決めつけは視野を狭くしがちです。
目標や夢への道は一つだけではありません。
人によって成功への道というのはたくさんあるのです。
他人のやり方をとやかく言ったり、自分の味方に固執したりしなければ、怒りが湧くことも減るでしょう。
目の前に集中する
イライラしていると注意散漫になりがちです。
他人ばかり気になってしまい、自分の行うべきことに集中できないのです。
イライラをなくしたいのであれば、今に意識を集中させ一つの作業に没頭しましょう。
一つのことに没頭するということは、周りからの障害を排除するということです。
余計な考えが湧かなくなり、イライラも自ずと沈んできます。
イライラだけでなく、辛い出来事が怒ったときなどにも使えるので、自分が没頭できる何かを持っているといいですね。
ちなみの私は読書です。
他人のせいにしない
イライラしてしまう人は他人のせいにしがちです。
例えば道端で誰かとぶつかった時。
「なんだよあいつ」と他人のせいにしたらイライラしてしまいます。
しかし、「自分も前を見ていなかったな。しっかりと避ければよかった」と自分に少しは非があることを認めればイライラは無くなっていきます。
イライラしている原因を探ってみると、完全に相手が100%悪いということは少ないものです。
自分の非をしっかりと認め納得できるようになればイライラは鎮まります。
人のいいところを見るようにする
イライラしている人は人の悪いところばかりをみてしまう傾向にあると思います。
悪いところを見て改善を図らせるのは一見いいことに思えますが、その人からしたらありがた迷惑かもしれません。
それよりもいいところをたくさん見つけ、褒めてあげる。
その後にさらにこうしたほうが良くなるんじゃない?と付け加えるような形で言ってあげればその人も喜ぶし、自分も他人のいいところを探す訓練になります。
健康を管理する
健康を疎かにすることもよくありません。
不健康になると、自律神経が乱れてしまったり、睡眠がしっかり取れなくなっていきます。
意欲もわかず、行動できない自分が嫌になり自信がなくなります。
その結果、周りが見えなくなってしまったり、完璧を求めてしまったり、目の前のことに集中できなくなります。
つまり、上記にあげた項目は全て健康があってこそできることなのです。
自分にあった食生活。
朝日を浴びたり、定期的な運動をするなどの規則正しい生活習慣。
質と時間の両方を確保した睡眠。
これらがあって初めて人は穏やかになるのです。
まずは健康。それから上記のことに気をつける。
この順番で改善を図れば必ずイライラはなくなります。
イライラをなくすメリット
イライラをなくすとたくさんのメリットがあります。
・信頼できる友達を作れる
・コミュニケーションが捗る
・常にリラックスできる
・他人の信頼を失わずに済む
上記の通りです。
イライラをなくせばこれだけのメリットを享受できます。
ぜひ今イライラしてしまい悩んでいる方は改善していきましょう。
人はすぐには変われないを知る
これまでイライラをなくす方法について解説していきましたが、最後にお伝えしたいことがあります。
それは、人はすぐには変われないということです。
年齢を重ねていれば重ねているほど、自分の考え方が定着しているので、なかなか抜け出すことは難しいです。
私は、小学生の頃に自分の性格が嫌で中学二年生から本を読み始め、社会人になってようやくイライラがなくなりました。
この記事を読んで「よし!明日からイライラしない人間になるぞ!」そう思うのは素晴らしいことなのですが、一晩寝ただけで人は変われません。
そんなに簡単に変われたら苦労はしません。
このことをよく知っておき、毎日イライラしてしまったら、この記事に戻ってきてください。
イライラが鎮まる方法が必ず載っているはずです。
それを繰り返すことによって、だんだんとなぜ自分がイライラしてしまうのかがわかってきます。
イライラの原因がわかれば、あとは対処していくだけです。
ぜひ一晩では性格は変わらないということを念頭に置き、イライラしてしまっても自分を責めないでいてください。
変わっていく実感はなかなか得られないと思いますが、一年後には別人になっています。
コツコツ頑張っていきましょう。
まとえ
✅おさらい
イライラをなくすには周囲への興味と配慮、他人への共感が第一歩。
不健康な状態だとイライラしやすい。
イライラをなくせばコミュニケーションが円滑になる
人は一晩寝ただけでは変われないことを念頭に置き、コツコツ継続する
今回はイライラしない方法について解説しました。
今、すぐにイライラしてしまう人の少しでも役に立っていれば幸いです。
長い記事だったと思いますが最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの生活がより豊かになることを祈っております。