何らかの要因で気分が落ち込んでしまうことはよくあることです。
そんなときにどうすれば気分やモチベーションが上がるのか分からずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて今回は気分が落ち込んで行動できない時の対処法を紹介したいと思います。
実際に僕もやっていることなのでぜひ最後までお読みいただければと思います。
気分が落ち込んだ時の対処法5選
悩みの種をかきだす
まずは、今何で悩んでいたり、気分が落ち込んでいるのかを書き出してみましょう。
できたら、電子機器ではなくアナログの方が良いと思います。
そうすると、頭の中にある悩みの種を文字を通して客観的に見ることができます。
主観的なものであった悩みの種が客観的に見えることで、意外と大したことないと思えたり、どう対処していけばいいのかがわかってきます。
ぜひ、悩んでいたり、気分が落ち込んでいる時は、思い当たるものを全て書き出して、頭の中に閉じ込めないようにして下さい。
また、これをすることにより、次に何をすれば良いのかがわかってきます。
気分が落ち込んでいるときには何かをしよう!と思えず行動できないことが多いと思いますが解決策がわかることで、行動するきっかけづくりができます。
何かに集中する
人は何もしていないときにたくさんの考え事をしてしまう傾向にあるので、行動して何かに集中してしまえば、そのことなんて忘れてしまいます。
これは、DMNとCENという脳の働きによるもので、DMN(デフォルトモードネットワーク)は何もしていない時や寝ている時などでも働いていて、いろいろなことを考えてしまうものになります。
例えば、みなさんが田舎に住んでいて、いつも立ち寄る川の隅に座っているとします。そのときに今日の晩ご飯は何かな?とか、今日こんなことがあったなと振り返ったりするものがこれにあたります。
このDMNは脳の70〜80%を使うと言われているので、脳疲労の原因にもなります。
対して、CEN(セントラルエグゼクティブネットワーク)は何か物事に集中しているときに働くものです。
例を挙げると、先程の川に次は旅行で来ていると仮定します。そうすると初めて来た川なので、鳥のさえずりや川の音、風景などをみてリラックスしているでしょう。
そのように何かに集中していたり、今ここにいることに意識を向いている状態がこれに当たります。
このCENは脳の5〜10%ほどしか使用しないため、脳疲労も減ります。
また、DMNとCENは一方が活性化していると一方は不活性化するため、CENを活性化すれば、余計なことを考えなくなり、気分が落ち込むことも悩むこともなくなります。
なので、何かにのめり込むことも重要です。
気分が落ち込んだときにする行動をあらかじめ決めておく
もし気分が落ち込んでいたり、モチベーションが上がらない時などは、これをすればスイッチが入るという儀式や行動を作っておくとよいです。
例えば、気分が落ち込んだら読書をする、筋トレをする、散歩をする、スポーツをする、などとにかく気分が落ち込んだらこれをしようと決めておくと、それに集中できるので、いったん忘れることができます。
いやいや、忘れられないでしょと思うかもしれませんが、先程紹介した通り、人はDMNが活性化しているときに不必要な考えが出てきてしまうので、一回でも集中モードに入ればとりあえずは忘れられます。
なので、気分が落ち込んだ時は、自分が一番集中できる得意なことなどをあらかじめやると決めておいて下さい。
僕は読書にしています。
何か失敗したり、落ち込んで気分がよくない時などは、読書をして心を落ち着かせています。
皆さんもぜひ集中できるものを決めておいて下さい。
ルーティン化させておく
特に、朝に気分が上がらない時は、その日にやることをルーティン化しておくと、めんどくさいと思わずにできるようになります。
人は大体3ヶ月も行えば行動を自動化することができます。
なので、気分が下がっている時でもやらなければならないことや、これからやっていきたいことなどはルーティン化させておいて、気分が落ち込んでいてもできるようにしておきましょう。
ルーティン化(習慣化)のコツは他の記事で紹介してありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
https://jinlifestyleblog.com/habituation-knack/
誰かに話す
誰かに話すのも気分が落ち込んだ時にできる対策の一つです。
これは書き出すのと同じで、まず自分の考えや気分が落ちている原因を頭の中から出すことで、客観的に見ることができます。
また、誰かに話し聞いてもらえることで、頭の中にあった嫌なことを共感してもらえるので、安心したり、わかってもらえて嬉しいなと感じるはずです。
なので、気分が落ち込んでいる時は誰かに話し聞いてもらいましょう。
また、人から意見をもらうのもすごくいいことだと思います。
答えが欲しくない人もいるかもしれませんが、第三者からの意見は外からのアプローチになるため、自分では思いもしない回答が得られるかもしれません。
その点でも、気分が落ち込んだ時は、とりあえず誰かと話してみるのはいいかもしれません。
まとめ
今回は気分が落ち込んだ時の5つの対処法を紹介致しました。
実際に僕が良く行っているのは、悩みの種を書き出すのと、何かに集中していったん忘れるようにしています。
これをセットで行っていて、とりあえず、今気分が落ちている原因を書き出し、客観的にそれを把握してから、その後読書や筋トレなどをして違うものに集中します。
そうすると、気分が通常くらいには戻るので皆さんにお勧めです。
もし、気分の浮き沈みが激しく、モチベーションが上がらないという方は参考にしてみて下さい。