「部活を引退してから運動をしていない」
そんな方は多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、
今回は運動と勉強の関係性と、運動をしながら勉強する方法を紹介します。
僕自身も、この運動をしながら勉強する方法をどこでも行っているのですが、集中力が途切れなくなり長時間勉強や仕事の作業ができるようになりました。
是非、勉強や仕事のパフォーマンスを上げたいと悩んでいる方は最後までお読みください。
勉強と運動の関係性とは?
集中力や記憶力を向上させる
これは2013年に行われたゲーテ大学の研究で105人の女性を対象に、軽い運動をしながら勉強したグループとそうでなかったグループに比べて外国語の単語テストの成績が40%向上したという研究結果が得られました。
これは、座っている状態で勉強すると起こる足の血流の悪化を防ぎ、血流の循環が良くなることにより脳のパフォーマンスが上がったと推測できます。
また、学生を対象にした実験では、最大心拍数の約30%という負荷で10分間の運動を行った被験者は脳機能が改善し、認知テストの結果では集中力と記憶力に優位な向上が見られています。
最大心拍数の約30%の運動とは、ほぼ普通のウォーキングと変わりはありません。
家を出れないようであればスクワットなどでもいいでしょう。
この後、僕がお勧めするやり方を紹介しますが、とにかく脚を使う運動が脳機能の向上に役立つのかもしれません。
モチベーションが上がる
運動はモチベーションアップにもつながります。
そもそも、勉強をしようと思えないといくら集中力や記憶力が上がったところで意味がありません。
ですが、運動は勉強しようという意欲まで向上させる効果があります。
これは、血流が良くなることによって、脳に刺激を与え、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンと言った、思考や感情に関わる重要な神経伝達物質が増えます。
簡単に紹介すると
セロトニンは心を穏やかにしたり、情動をコントロールしやすくなります。
セロトニンは癒しの物質、落ち着きや平常心といった感情を作り出します。
ノルアドレナリンは闘争と逃走のホルモンです。
戦うか逃げるか。そうした選択と行動が必要とされる状態で分泌されます。
これは恐怖や不安、集中という状態を作り出し、勉強や仕事の成果を上げるのに必要なものになります。
ドーパミンはモチベーションの源です。
一言で言うと幸福物質で、幸福や快感の気分を作り出し、成果を得るために頑張ろうと言う感情を作り出します。
このような脳内物質を作り出す効果のある運動は何かを始めようと思う動機付けになりますし、もう辛いからやめようという弱い感情にも打ち勝つことができるようになります。
僕がお勧めする運動をしながら勉強を行う方法
僕がお勧めする方法とは貧乏ゆすりです。
貧乏ゆすりというと聞こえが悪いですが以下のメリットがあります。
・作業をしながら十分な運動ができる
・場所を選ばずどこでもできる
・非常に簡単で誰でもできる
簡単にできて、脳の機能も向上させる最高の運動法だと思います。
貧乏ゆすりはどのような時に起こるかというと、なんらかのストレスやフラストレーションを感じた時に現れ、無意識に解消しようとして現れる体の動きになります。
つまり、ストレスを解消する目的で行われているので無理に止めようとするのは健康に悪いです。
なので、貧乏ゆすりやっていると気づいたらストレスを発散しているんだなとそのまま続けてあげてください。
ただ、今回はこれを意識的に行っていきます。
貧乏ゆすりの効果
足の血流の循環をよくする
貧乏ゆすりを行うことにより足の血流を良くすることができます。
こうすることで、脳へ血液を運び脳機能の向上が得られます。
健康にも良い
これは貧乏ゆすりをすることにより全身の血の巡りが良くなり、体温が向上します。
それにより、免疫力が爆発的に上がります。
5分間の貧乏ゆすりを行っただけで、平均約2度の体温が上がることがわかっており、体温が1度上がるだけで免疫力が5〜6倍上がると言われているので、貧乏ゆすりをするだけで、免疫力が25倍以上アップします。
風邪を引きにくくする効果があるので、受験生や仕事をバリバリ行っているサラリーマンなどはやって見て欲しいなと思います。
運動不足の解消
2・5時間の貧乏ゆすりの消費カロリーは1時間の散歩と同じ消費カロリーと言われています。
なので、8時間のデスクワークの人が貧乏ゆすりを行った場合、3時間の散歩を行うのに匹敵する運動効果が得られます。
なので、仕事をしながらでも運動不足を解消することができます。
消費カロリーを増やすことができるので、気軽の行えるダイエットの一つと言えるでしょう。
もし、運動不足だなと感じている人はやって見てください。
ただ、貧乏ゆすりはデメリットもあります。
貧乏ゆすりのデメリット
日本では、貧乏ゆすりは行儀が悪いこととされているのです。
周りの目を気にしてしまう人だと、少しやりにくいと思います。
なので、是非気にしてしまう方は家でやるようにしてください。
僕はというと、どこでも行います(笑)
もちろん誰かと一緒にいるときはやらないですが、一人でカフェにいるときなどは無心に足を揺らしながら読書をしたりブログを書いたりしています。
一人でいる時は誰かに迷惑かけているわけでもありませんし、赤の他人にどう思われようが知ったことはないと思っています。
ただ電車などで人がいっぱいいる時や隣に人がいる時は嫌な気持ちになって欲しくないので、控えてます。
このようにやる場所を選ばないといけないのが少しデメリットです。
ただ、貧乏ゆすりをしながら勉強や仕事をすると、本当に集中力が長く保てるようになるので、是非家などで行って見てください。
まとめ
✅おさらい
・運動は集中力、記憶力、モチベーションを高める効果がある
・作業中に運動するのであれば貧乏ゆすりがオススメ
・貧乏ゆすりは場所を選ぶためできない時がある
今回は運動と勉強の関係性と、僕がお勧めする運動をしながら勉強する方法を紹介しました。
僕が紹介したもの以外でも、運動の取り入れ方はたくさんあるので、是非休憩中や勉強の前などに軽い運動を取り入れて見てください。