スマホや誘惑物を無くしても取りかかれない。
すぐに飽きてしまう。
今回はこのような悩みを持っている方へ記事を書いていきます。
記事内容
・集中力はスマホをなくせば手に入るものではない
・集中力を手にする方法
・集中力がようやく手に入った僕の体験
今回は集中力を上げる方法を解説していきます。
他の記事でも集中力に関しては多く取り上げているのですが、僕自身、集中力のことをさらに調べ、勉強した結果、集中力というのはそう単純なものじゃないことに気づきました。
だからこそ、多くの方が集中力を手にしたいと思っているのだと思います。
そして、今回の記事を見ているあなたもその一人でしょう。
今回は、そんなあなたの集中力が劇的に変わるアンサーを提示します。
ぜひこの記事をきっかけにたくさんの研鑽に励んでいただきたいです。
では本題へ行きましょう。
集中力はスマホをなくせば手に入るものではない
今、集中力に悩んでいるあなたは、おそらく多くのデバイス機器や注意散漫を呼び起こす外的要因が原因で集中できないと思っているでしょう。
それは確かに正しいのですが、それだけではありません。
そもそも集中力というのは昔からなくて困っている人間がいました。
今よりも注意散漫な時代を生きていなかった人たちでさえ、集中できずに悩んでいたのです。
つまり、注意散漫なものが増えているから集中できないという理由だけではないということです。
ではどうすれば良いのか?
次の章でアンサーを提示します。
集中力を手にする方法
先ほどの章で、集中力は誘惑物を断てば手に入るものではないということを説明しました。
では、どうすれば良いのか?
答えは以下の通り。
・内的要因に対処する
・外的要因に対処する
・時間を制限する。
内的要因を対処する
集中力を上げる上で大事なのは、内的要因に対処することです。
内的要因とは集中しているときに湧き上がる雑念のことです。
例えば、「飽きてきたな。スマホを触りたいな。つまらないな。わからないな。」
こんな風な思考です。
作業中にこの内的要因に対処できなければ、集中することはできません。
また、この内的要因がきっかけでスマホに手を伸ばしてしまったり、テレビを見てしまったりします。
つまり、内的要因がきっかけで外的要因に手を伸ばしてしまうのです。
では、どのように内的要因を対処すれば良いのか?
それは以下の通り。
内的要因の対処法
・嫌な感情を観察し理解する
・その感情と少し付き合う
・なくなるまで見送る
多くの方がやってしまうのが、めんどくさいなどの負の感情が湧いたときに、追い返してしまうことです。
「そんなことを考えてはダメだ。やらなきゃ。」
このように追い返すと、負の感情はさらに大きくなって帰ってきます。
そのため、負の感情を理解し観察してみましょう。
つまらないやめんどくさいという感情を俯瞰的に見て、今こんなことを考えているなと観察します。
そして、その感情と少しの間一緒に過ごしながら作業をし、なくなるまで付き合ってあげます。
そうすると、負の感情は次第になくなっていき、また作業に集中できるようになります。
これを繰り返していくことで、負の感情への対処の仕方が上手くなり、集中力が上がっていくのです。
これを知らないと、負の感情をただただ突き放してしまい、さらに大きくなった負の感情に負け、スマホなどに手を伸ばしてしまうことになります。
まずはこの湧き上がる雑念に対して正しい対処法を身につけることが集中力アップの鍵です。
内的要因に対処する
・集中するときに湧き上がる負の感情を正しく対処する
・負の感情は突き放すのではなく、観察し理解することが大事
・負の感情がなくなるまで付き合う
外的要因を対処する
内的要因を対処できるようになったら、次は外的要因です。
外的要因とは例えば
・スマホの通知
・同僚から話しかけれられる
・雑音など
これらは、どのように対処すれば良いかというと、外的要因に邪魔されない環境作りが大事です。
例えば、スマホの通知に気が散ってしまう方は、スマホの通知を切る設定にしたり、スマホの電源を切ってバッグの底にしまいましょう。
同僚から話しかけられる方は、周りに集中することを伝え、少しの間話しかけないよう説得するといいです。
雑音などは耳栓を使ったり、性能の良いイヤホンなどを買えば、すぐに対処できます。
すべてに言えることは、外的要因は思いの外簡単に対処できるということ。
多くの方が悩んでいるのはおそらく内的要因に対処できずに、その反応から外的要因に手を伸ばしてしまい、そちらにばかり目を向けてしまっているのです。
外的要因は目に見えないようにしたり、少し気をつければ対処できます。
本当に対処すべきものは内的要因です。
ここを理解すると、グッと集中力が高まってきます。
外的要因を対処する
・外的要因は環境づくりが大切
・外的要因の対処は意外と簡単
・集中力の原因は内的要因が発端のことが多いので、そこを理解する
時間を制限する
最後は時間を制限することです。
僕は、勉強するときなどは必ずタイマーを使って勉強しています。
時間を制限し、勉強をすることで、締め切り効果を使えるので、自然とやる気が出ます。
基本的にはポモドーロテクニックを使っていて、25分の作業と5分の休憩を繰り返す方法で集中しています。
ポモドーロテクニックはすごくいいテクニックですが、注意点があります。
それは以下の通り。
・25分の間にやる内容をあらかじめ決める
・25分でどのくらいできるか予測し、目標値を設定する
・休憩中はスマホを触らない時間を作る。
この3つです。
特に注意が必要なのは、目標値を設定すること。
目標値を設定しないと、ただただ時間を測って勉強しているだけになります。
しっかりと内容を制限し、25分で終わらせる量の目標値を作ることで、そこまで終わらせようという意思が生まれます。
それが集中力を加速させるので、必ず、25分や30分でやる内容の目標値を決めてから行うようにしましょう。(勉強であれば、ページ数、単語の数など)
また、休憩中にずっとスマホを見るのはオススメしません。
もちろん見てもいいのですが、スマホを見るのにも体力を使います。
つまり、スマホを見るという行為は休憩になっていないのです。
そのため、スマホを見る時間は少しに抑え、外を眺めたり、少し仮眠するなどして休憩中を過ごしてみてください。
そうすることで、次の25分のエネルギーをしっかりとチャージすることができます。ぜひこの注意点を守って行いましょう。
時間を制限する
・時間を制限することで集中力が増す
・時間を制限するときは必ず目標値を定める(時間を測っているだけになるため)
・休憩中はできるだけスマホは触らずに本当の休憩を取る
集中力がようやく手に入った僕の体験
集中力に関しては、中学生の頃からずっと悩んでいて、自分がなぜ集中できないのかを理解することが最近までできませんでした。
そのため、集中力をスマホのせいにしたり、漫画のせいにしたりとあらゆる外的要因に目を向けていました。
ですが、それでもなかなか集中力は上がらずに、苦労していました。
そんなときにある本に出会い、集中力とはそもそも内的要因に対処することから始まることを知り、その理解ができてから、集中力を手に入れることができました。
買ってよかった集中力の本⬇︎
注意散漫な時代だからこそ、注意散漫の要因にばかり目を向けてしまいがちですが、本当の注意散漫は自分の内側で起こっているのだということを今回の記事で知っていただけたら嬉しいです。
もちろん外的要因が原因の方もいると思うので、そのような方は外的要因の対処もしっかりと行っていきましょう。
ぜひ、この記事をきっかけに、集中力への理解が少しでも深まり、前よりも集中できるようになってくれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。