「集中力が続かない。」
「勉強に手がつかない。」
「長時間の読書ができない」
そんな風に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
その原因はもしかしたら作業中の飲み物かもしれません。
はじめまして。
フィットネストレーナーをしているJinをいいます。
私は、学生の頃集中力が全くなく、勉強ができずに悩んでいました。
成績も悪かったので、自己嫌悪になる毎日を過ごしていました。
ですが、そんな自分が嫌で、どうすれば集中力が上がるのかを調べ、たくさんの本を読み実践してきました。
そのおかげもあって、今では長時間の執筆や、読書ができるようになっています。
その中でも、今回は集中力を高めてくれる飲み物を紹介したいと思います。
集中力に悩まれている方はぜひ参考にしてみて下さい。
集中力を高める飲み物4選
コーヒー
コーヒーは集中力アップ飲み物のど定番なのではないでしょうか?
多くの方が、集中力や活力をアップさせるためにコーヒーを飲まれていると思います。
コーヒーにはカフェインが含まれています。
✔︎カフェインの効果は以下の通りです。
・眠気防止
・脳の覚醒
・集中力や注意力の向上
・モチベーションアップ
カフェインは研究結果でも立証されている覚醒アイテムになるので、しっかりと効果が見込める飲み物になります。
また、コーヒーにはカカオのポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは腸内環境を整えてくれたり、体の活性酸素を取り除いてくれる働きがあります。
なので、カフェイン系の飲み物を飲むのであればコーヒーが一番おすすめです。
エナジードリンクにもカフェインが多く含まれていますが、それ以外の栄養素もたくさん含まれています。
体によくないものも含まれているので、オススメはできません。
✔︎コーヒーの効果
・カフェインによる眠気防止
・カフェインによる注意力向上(一つのことに意識を向けること)
・腸内環境の改善、活性酸素の除去
炭酸水
炭酸水を飲むと腸内が刺激されて、便秘などが解消すると言われています。
腸内環境は第二の脳と言われているほど体のパフォーマンス、脳のパフォーマンスにものすごく重要になります。
特に脳のパフォーマンスにおいて、腸内を整えるのはとにかく重要になります。
なぜかというと、腸壁というところでセロトニンという脳内物質が生成されるからです。
セロトニンは気分を高めてくれたりするのですが、一番の効果は他の脳内物質の調整をしてくれることです。
ドーパミンやノルアドレナリンなどが過剰に分泌していたら減らしてくれて、減っていたら分泌を促してくれます。
そんな大事なセロトニンの多くは腸壁で作られるので、日頃から腸内環境をよくしておくのは重要になります。
それを炭酸水で改善できるのです。
すべてが改善されるわけではないのですが、便を促してくれる効果を期待できます。
また、腸内を刺激することで、体内に水分が吸収されやすくなり、血液量が増え、結果的に尿量も増え老廃物を排出してくれます。
なので、疲労回復にも効果があります。
炭酸水には口内をすっきりさせてくれる効果もあります。
口の中がさっぱりすることで、作業の時に気分を良くしてくれるでしょう。
✔︎炭酸水の効果
・腸内環境の改善
・疲労回復
・リフレッシュ
紅茶
紅茶には素晴らしい効能を持つ3つの成分があります。
1つ目がタンニン。タンニンはポロフェノールの一種で、渋みを感じる成分として知られています。
✔︎タンニンの効果
・抗癌性
・抗酸化性
・抗菌性
・鉄分の吸収を緩やかにする
2つ目はカフェイン。カフェインは先ほど紹介した通り、覚醒作用があります。
3つ目はテアニン。
テアニンはタンパク質に含まれているアミノ酸の一種で、紅茶の甘みを左右しています。
✔︎テアニンの効果
・血圧の上昇を抑える
・脳や神経機能の調整
・カフェインの副作用を打ち消す
カフェインとテアニンはすごく相性がいいと言われていて、カフェインの副作用をうまく打ち消してくれるという効果があります。
テアニンが持つリラックス効果のおかげで、カフェインの覚醒作用だけをうまく残しながら副作用を除去することができます。
その二つが入っている紅茶はリラックス効果がありつつ、眠気などを解消してくれるので、ものすごくおすすめです。
ただ、自動販売機などで売っている紅茶よりも自分で作る紅茶の方が一つ一つの成分の量が多いため効果が段違いに変わってきます。
ぜひ自分で紅茶を作ってみて欲しいなと思います。
✔︎紅茶の効果
・覚醒作用
・抗癌性、抗菌性、抗酸化性
・血圧の安定
・テアニンによるカフェインの副作用を除去
水
「水?そんなのに意味があるの?」
と思われるかもしれませんが水にも十分に効果があります。
水が集中力にどのような影響をもたらすのか調べた研究があります。
これは喉が乾いている状態でなくても水は効果があるのかを調べています。
結論から言うと、喉が乾いていなくても水を飲むだけで、注意力が23%もアップしたという衝撃的な研究結果になります。
注意力とは物事に注意を向けたり、ケアレスミスを防いだりするものなので、集中力のようなものです。
これは水を飲んでから20分後に効果が現れると言われています。
研究では25ml,300ml,何も飲まないグループで分けて、水を飲んだ後、20分休憩してから全員の注意力や記憶力を測るテストをしました。
✔︎その結果が以下の通りです。
注意力 | 記憶力 | |
水を25ml飲んだグループ | 12%上昇 | 2%上昇 |
水を300ml飲んだグループ | 23%上昇 | 6%上昇 |
何も飲まなかったグループ | 1%低下 | 1%低下 |
このように何も飲まないと低下し続けていってしまいますが、一口でも水を飲めば注意力や記憶力をあげることが可能になります。
なので水は必ずこまめに補給しましょう。
また、水には鎮静作用があるので、リラックスにも繋がりますし、水分を取り血流を促すことにより疲労回復の効果も期待できます。
水分は腸内環境を刺激するので、炭酸水ほどではありませんが、腸内環境の改善もはかれます。
300mlというと結構な量なので、一口程度の25mlを定期的に飲むのがお勧めです。
✔︎水の効果
・注意力の向上
・記憶力の向上
・リラックス効果
・腸内環境の改善
・疲労回復
私が作業中に飲んでいる飲み物
私は基本、コーヒーや紅茶は飲みません。
「オススメしておいて飲まないのかい!」
と思ったかもしれませんが、自分はカフェインがあまり得意ではないのであまり飲みません。
カフェインは取り方が重要なので、取り方を間違えてしまうと、副作用が出てきてしまったり、依存性を高めてしまいます。
また午後15時以降にカフェインを取ると、睡眠の質を下げてしまうので、僕は取らないようにしています。
ただ、正しい取り方をすれば、科学的に効果は立証されているため、必ずいい効果が得られることでしょう。
以前カフェインの取り方を一部紹介した記事がありますので、気になる方はそちらを参考にして飲んでみて下さい。
私が作業中に飲んでいるものは水か炭酸水です。
ほぼほぼ水を飲んでいますが、眠気を感じた時や、気分転換したいときに炭酸水を飲んでいます。
今回の記事で伝えたかったのは、水分が不足している状態が身体によくない影響を及ぼすということです。
水分を取り続けられるのであれば、今回紹介した飲み物はどれをとってもいいです。
ただ、カフェインは取りすぎると良くありませんので、とる量を調整しなければいけません。
そうなると、副作用がないもので、水分補給を欠かさず行う。
つまり、水を飲み続けるということです。
結論、水が最強だと思います。
みなさんは今回紹介した飲み物だったら何を選びますか?
私は水一択です。